それでもボクはやってない

ヤキモキしたりはしなかったけど、なんかこわいなぁって思った。判決を言い渡される前、すごいドキドキしてしまったよ。一番最後の台詞でちょっとスッキリしたけど、それもまた、スタートでしかないんだもんなぁ。続きを見たいとは思わないけど。裁判長が言っていた「裁判官の使命」ってちょっと衝撃的だった。そうなのか。そんな風に考えた事なかったよ。裁判員制度施行まであと2年しかないんだよね。すごく自分勝手だけど、自分が裁判員にはなりたくないって思う。正しい判断が出来る自信なんてないもん。
見に行く前に、男子に「男が見たら満員電車に乗れなくなりそう」と言われたけど、女の人もある意味、乗るのこわくなるよ。痴漢にあうのはもちろん嫌だけど、勇気出して訴える事すら、今までとは別の意味で怖くなりそう。
内容が重くなっちゃったなぁ。あ、加瀬亮は素敵でした。ああいう役者さんだからこの映画成り立つんだろうなーって思った。もっと大袈裟な演技する人だと台無しになってたはず。
大事な裁判のシーンで映写機の音だかなんだか分からないけど、カタカタ音が鳴っていてうるさかった。今週、新宿3丁目に新しい映画館ができるので、歌舞伎町の映画館に行く機会はこれから減るかなー?