HiGE 2007 "Chaos in Apple TOUR"

上手く感想まとめられそうにないなーと思って、書かずにいたら*1記憶が曖昧になってきました。
他の会場と比較するのはよくないと思うんだけど、クアトロのときよりもぐっと進化した髭ちゃんが見れたんじゃないかと思う。
ドーナツで酔いしれた後のイギーポップ!ここで、この曲もってくるかぁ!って感じ。久しぶりにやる曲は、MCを挟んだりせずにさらっとやってくれると、サプライズ感が増して嬉しい。
クアトロでは聴けなかった「B級プロバガンダ」。改めてユニークな歌詞だなと思った。須藤さんの言葉が斉藤さんのつくるキャッチーなメロディーに乗っかると、毒が緩和されて不思議な魔法がかかる。
ダブリンのモヤーっとした照明が面白かった。AXのこういう演出が出来るところは好き。
須藤さんのMCは、今までと雰囲気が変わってきているような気がする。お客さんの反応にすごく気を使っているような印象を受けた。だけど、須藤さんが何度も口にする感謝の言葉は、こちら側にもすごく響いてくる。アンコールの「マヌケなクインテット」に入るまでの長いMCも、ライブを引き延ばそうとしてくれているようで嬉しかった。
「マヌケなクインテット」は締めにもってきてくれると、その後の余韻に浸れるので良かった。あの曲の揺れるようなノリがとても心地いい。
個人的な事なんですけど、後半、ライブに集中できなかったので、それだけが心残り。もっと後ろで見るべきだったな。どんな楽しみ方をしようとその人の自由だけど、曲の世界観だけは壊さないで欲しい*2

*1:2日後に書いています。

*2:愚痴を書いてごめんなさい。ライブが素晴らしかっただけに、悲しかったのです。