SIX PISTOLS

吉祥寺、前進座劇場二日目。
今日のおみくじは吉。ぬくりんこ(カイロ)もらった。
昨日とセットリストはほぼ一緒だけど、少しだけ変えてあった。それがまた、ツボを押さえた聴きたかった曲ばかりで。「僕ったら」と「夕暮れ」聴けたの嬉しかった。
今日は「真っ暗な夜、真っ赤なバイク、ナイトライダー。」と言ってスタート。
「Lover」はやっぱり本当に名曲かも。ベタなラブソングなんだけど、歌詞がすごい。愛情で溢れてる。純粋だなぁ。
下岡さんの新曲「パラドックス」。今日は色々考えながら聴けた。大人になりきれないモヤモヤを歌っている、という解釈でいいのかな?
ロビーに3人の書き初めが貼ってあったが、下岡さんのは、ビルが建ち並ぶ街の絵(墨汁で描いてるので、影に見える。)と、その隣に「Hope」と一言添えてある作品だった。まさに下岡さんの曲の世界を目に見えるものに表した感じ。本当にこの人は、すごい。
わたしがアナログフィッシュの好きなところは、音楽を楽しんでいる様に見えるところだ。今日の「Hello」のイントロで下岡さんが「ハローニューヨーク、ハローロンドン(以下世界の都市名が続く)こちらは東京、前進座劇場アナログフィッシュでーす。聞こえますかー?アナログのフィッシュでーす。ハロー?」と言っていた。そうだ、この感じ。子供が遊んでいるような楽しそうな感じ。世界が愉快な事で満ちあふれている感じ。多幸感。未来に対する期待。
健太郎さんの真っ直ぐな歌。好きな女の子を想う気持ち。下岡さんの頭の中に広がっているであろう独自のワールド。そして、州一郎さんの楽しそうなドラム。あー、アナログフィッシュはなんて素敵なバンドなんだろう!ってこんな文章書いたら、きっと、後になって読み返したらあまりの傾倒ぶりに恥ずかしくなるんだろうな。だけど、今、本気でそう思ってるんだ。