QUEIP vol.3@下北沢CLUB Que

アナログフィッシュ セットリスト*1

  1. LOW
  2. 平行
  3. 確信なんかなくてもいいよ
  4. バタフライ
  5. Hello
  6. Clap Your Hands!
  7. アンセム
  8. Sayonara90's
  9. 世界は幻

先日のモールスまつりのセットリストをベースに、アナログを知らない人でも楽しめるようにしたセットリストという印象。
「平行」が好きです。凄く好きです。好きすぎる。どんな音の構成で出来ている曲なのか、歌詞にどんな言葉が詰まっているのか全て知りたい。だけど、今のところ、この曲を聴けるのはライブでだけ。なんとしても自分の記憶に叩き込もうと、一秒も逃すまいと、集中して聴く。こんなに集中して音楽を聴くのは久しぶりだと思う。ドラム→ベース→ギター/キーボードと順番に入っていくあの瞬間が気持ちいい。ドラムが変則的なのにベースが規則的にうねっている。動くものと動かないもの。「平行」と「交差」。気がつくとついつい「1234、1234」って拍を数えてる自分がいる。さっきまで泣きそうになってたのに、次の瞬間には面白くてニヤニヤしてしまう、そんな曲。早く音源を手に入れて何回も繰り返し聴きたいけど、そしたらこんなに集中して聴く事はもうできないと思う。
バタフライ、前半すごく良かったのに、「ラッセー」の後の演奏がちょっと物足りなかった。もっと思いっきりメチャクチャにやっちゃえばいいのに。なんか遠慮がちに聴こえてしまった。期待している分、実際の演奏がイメージとずれると気になってしまう。
「Clap Your Hands!」が終わった直後に「♪Clap Your Hands Everybody〜」って歌っちゃう健太郎さんのある意味強引な「アンセム」への繋ぎ方。「さっきあんなにクラップしたじゃん!」ってツッコミたくなるとこともまた愛嬌だよなぁ。
下岡さんのMCが面白かった。「どっかのおじさんから今日はどしゃぶりだって聞いて、それを色んな人に言ったのに、今日はとてもいい天気で、どこかでその噂(今日はどしゃぶり)を聞いても、許してほしい」みたいな話だっけ?許してなんて言ってないかな?
「世界は幻」のギターの高音がピーンってした硬い音で、まるでサイレンのようで、繰り返し聴いてるとクラクラしそう。その音がしなくなったとこ(「どんなにすーばーらしー」のとこ)からサビにかけての世界が広がってく感じがすごく好き。素晴らしい。

*1:つんまを見て間違ってた曲順を直しました。