メールの件。たたみます。色々書き直しました。
州さんがアナログフィッシュに帰ってくる!
まず第一に感じたのは、やっぱり嬉しいという気持ちだった。あんなに熱望していた事が思っていたよりも早くやってきて、すごく嬉しかった。だけど、それは、正直に言うと「アナログフィッシュのメンバーに斉藤州一郎が帰ってくる」事じゃなくて「斉藤州一郎のドラムがまた聴ける」事だった。州さんは本当に大好きなドラマーで、あんな風にドラムを叩く人は他にいないと思ってたから。そして、また州さんのドラムが聴けるのであれば、それは絶対アナログフィッシュじゃなきゃ、とは思ってた。ずっとずっと、いつか州さんが戻ってきてくれる事は期待していた。
だけど、アナログフィッシュの事を考えると、心の底から良かったとは思えなかった。州さんの復帰=ビッツくんのサポートが終わる、という事でもあるから。この一年間で育った愛着心はどこへ行けばいいのだろう。愛着心ってのはちょっと違うかな。この1年でビッツくんのドラムが大好きになったんだ。去年のナツフィッシュ(クアトロでやった時)の後に、素晴らしいドラマーがサポートに入ってくれたなぁと思った。そして、それから1年、ライブを見る度に4人(木村さんも入れて)で作り出す音楽が、どんどん良くなってくのを感じていた。
州さんと一緒にレコーディングを進めているというのが、正直喜べなかったんだよね。この1年間、ライブで見てきたものが形にならないなんて。できれば、新譜のドラムはビッツくんにも叩いてもらいたいなぁ。
実はこの日記を書いた時点で、今のアナログの状況にモヤモヤしてるものはあった。サポートっていう曖昧な立場の二人に対して。もっくんの時のように、いつ二人がアナログから離れてもおかしくはないんだよなぁと思ってた。
3人の時のアナログフィッシュのバランスは完璧で、素晴らしいバンドだと思ってた。その気持ちは今でも変わってない。けど、州さんの復帰を心の底から喜べないわたしは何なんだろう?でも、コーストで、州さんのあの笑顔を見たら、一緒に音を鳴らしている3人を見たら、やっぱり心の底から嬉しく思うだろうに決まってる。
複雑に思うこともあるけれど、それはそれで、素敵な思い出として胸に刻んでおこう。って、思おうとしています。
おかえりとありがとうを笑顔で言いたい。